みたもの備忘録

ジャンルを行き来するオタクの妄言。たまにまじめなこと

社会人デビューと大学への郷愁

おひさしぶりです。
一月ぶりのブログ更新でございます。

わたしも4月からいよいよ社会人デビューしました。
なんやかやあって配属が現場職から事務職になってしまい、色々バタバタしています。でも、休みの取りやすさや仕事内容を考えると、事務職のほうになってよかったかな~と思います。

しかしながら、タイトルにありますように大学への郷愁がむくむく沸いてきておりまして、なんだか切ない夕暮れ時です。

会社に入って真っ先に思ったことが、「大学の先生方がいかに私たち学生と対等であろうとしてくれていたか」ということでした。
もちろん、偉そうにふんぞり返ってたり、権威と癒着していたりする教授とかもいます、いますけど、少なくともわたしの学科の専任教員の皆さんは、アカデミックな場において無駄なヒエラルキーを排してくれていました。
わたしの卒論担当の教授においてその傾向が顕著だったかもしれません。癖なのかもしれませんが、教授は基本的に誰に対しても敬語でしたし、上から目線のような指導を受けたことはありませんでした。
他の教員もわたしが感じる限りでは、高圧的な人、権威的な人はいませんでした。むしろ権威に反抗的な人とかもわりといたし…(卒業式の式辞がつまらなかったらヤジ飛ばしたいとか話してたら教授からゴーサインをもらった)

この場合の対等であるというのはフレンドリーということとは全く違って、「学生」というカテゴリーではなく「わたし」個人と相対してくれている、そこが大学の心地よさだったのかもしれません。そしてその対等な関係で、答えの見つからないことをずっとディスカッションして、そういうことが社会に出た今ではとても羨ましいな、と思うのです。